2006年02月10日号
がんばれ受験生!先輩から応援メッセージ
いよいよ受験シーズンを迎え、受験生の胸のうちには不安と緊張がいっぱいに詰まっていることだろう。今回、体育会合氣道部で活躍する野崎莉恵子さんと、昨年、本学初の学生主催のフォーラムを開催した「教養教育研究会」代表の大場優次郎君から受験生にメッセージを贈ってもらった。先輩の経験を参考に、最後まで精一杯駆け抜けてほしい。

野崎莉恵子さん(理3・体育会合氣道部)
心が身体を動かす
プレス思考で目標に挑戦
慶應大学の理工学部では、学問という分野分けはあるものの、一年生の間は学科の選択にそれほど縛られず、二年生からの選択が可能であるため、ここならば自由な学生生活を送れそうだと思い、慶應の理工学部を推薦入学で希望しました。私自身、最初は生命情報学科を希望していたのですが、最終的に応用化学科を選択しました。
高校が三田キャンパスの近くだったので、もともと慶應にはそれなりに親近感はありました。入学して最も印象的だったのが、よく慶應社中と言われるように、塾生、塾員をはじめとする内部のつながりが強いということでした。特に、体育会の中にいるとOBの方々とのつながりを通してそのことを一層実感する機会が多く、早慶戦でも慶應が一まとまりになって頑張っていることを嬉しく思いました。大学自体の設備が非常に整っていて、三田キャンパス自体の雰囲気も魅力的だと感じます。
大学入学後は合氣道部に入部したのですが、合氣道は精神性を加味しているため、気持ちの面で大変鍛えられました。もともとマイナス思考なところがあったのですが、合氣道を通して心のコントロールを学び、毎日が楽しくなりました。それを心がけるだけで辛い時でも楽しいなあと思えるようになりました。そこから言える受験生の皆さんへのメッセージは、プラス思考が大切、ということです。私たちの学ぶ合氣道には「心が身体を動かす」という教えがあるのですが、絶対そこに入れるんだ、と思ったら、それはかなわないことではありません。受験にしろ何にしろ、やりたい対象が明確になりさえすれば、最終的にはそこに到達できると思います。目標を持ってぜひ挑戦していってほしいと思います。
大場優次郎君(法2・教養教育研究会代表)
経験を通して成長
「独立自尊」の慶應に魅力
私は高校時代は進学校にいたのですが、最初は、大学なんて行かなくてもすごい人はいくらでもいる、大学なんて行かなくてもいい、と正直思っていました。しかしながら自分自身、経験の大切さを感じており、経験を通して人格や人としての魅力というものを養うことの重要性も感じていたため、「独立自尊」「社中協力」というテーマを掲げる慶應義塾であれば、お互い刺激しあい、高めあう関係を築く教育をしているはずと考え、また、他大学と比較しても、慶應という舞台でできることはたくさんある、と考えて慶應大学を選択しました。
実際に大学に入ってみて、友人、教授、塾員の方々のお話をたくさん聞く中で、世の中にはこんなに多くの生き方があるのか、ということを知り、大学に入って間違いなく良かったと実感しました。また、負けると分かっていたとしても、一生懸命一つになって応援する早慶戦を見て感動し、そういう目には見えない大学の魅力に触れる中で、大学には偏差値では測れないものがあるということを強く感じ、慶應の素晴らしさを再確認しました。
また、大学に入ってから、高校時代に自分の興味関心の枠をなるべく増やしておくことが本当に大切であると思いました。一見自分とは全くタイプの違う人と話してみる経験なども非常に貴重です。サークルにしても、授業にしても、大して見もしないで、すぐに結論付けるのはもったいないですし、もっともっと深く掘り下げていくことで、意外な一面が見えたりするかもしれません。
どんなに知識や理論を詰め込んでも、結局最後に問われるのはその人の人間的魅力だと思うので、大学入学に向けて、情熱を持ってチャレンジしてほしいと思います。
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