2009年01月10日号
元メリルリンチ日本証券社長が講演
「自分を伝える力鍛えよ」
経済学部ゼミナール委員会特別講演「グローバル社会に活きる」が十二月二十二日、三田キャンパス西校舎ホールで行われた。今回は、元メリルリンチ日本証券社長で世界銀行多国間投資保証機関(MIGA)長官の小林いずみ氏が、グローバル社会での生き方や、仕事に対する価値観、姿勢などについて語った。
小林氏は講演の中で、グローバル社会で日本人であることがハンディキャップになっていると述べ、その第一に発言できないことを挙げた。そして、日本人の立派なことを言おうと小さな細かいことにこだわる謙譲の美徳の限界を指摘し、これからは自分を伝える力を鍛えておくことが地球規模の大きな流れを見て、大きな戦略をつくることが、これからのリーダーシップには必要と強調した。
さらに、仕事への姿勢について話が及ぶと、「与えられた仕事は100%できて当たり前。どれだけプラスαを加算できるかが重要で、常に150%を目指すこと」と述べた。また、チャレンジの積み重ねの大切さについて語り、「同じことにしがみついても、そこから先のステップアップはない。自分に与えられた状況から逃げず、それをチャンス、ハードルとして越えていく癖をつけること」と塾生たちに貴重なアドバイスをした