<<メインページに戻る

2008年10月10日号

新司法試験 本学合格者は165人

  大学別では順位下げて3位
新司法試験結果表.jpg

 法務省の司法試験委員会は九月十一日、法科大学院の修了者を対象にした新司法試験の最終合格者を発表した。六千二百六十一人(うち途中欠席二十三人)が受験し、合格者は二千六十五人で、合格率は三三・〇%。うち本学の受験者数は二百九十二人で合格者は百六十五人、合格率は五六・五%だった。大学別では、合格者数は昨年から一つ順位を下げて三位、合格率は一つ順位を上げて一橋大に次ぐ二位となった。昨年度の合格者数百七十三人、合格率六三・八%に比べて若干下回った。

 新司法試験になって三回目の今年は、七十四校すべての法科大学院が参加し、受験者数は昨年より三六%増加した。しかし、合格者数は目安とされていた二一〇〇~二五〇〇人程度を下回り、合格率も一昨年の四八%、昨年の四〇%に比べて下落傾向にある。さらに今回は、愛知学院大、信州大、姫路独協大の三校で合格者がゼロ、一けた台の大学も三十一校あり、大学院側が学生の質を維持できていない実情が浮き彫りになった。

 合格者増がこのペースでは、あと二年で目標の年間3千人に到達するのは難しい。法科大学院修了生には五年間で三回しか司法試験を受験できない制限があり、今年不合格となって受験資格を失った人は二百四十一人に上った。

 法学部などを卒業した既修者コース(二年制)と、法学部以外の学部出身者や社会人経験者などを対象とした未修者コース(三年制)との間にも合格率の差が見られた。本学では、既修者の合格者数は百三十五人、未修者で三十人が合格し、合格率はそれぞれ、六四・〇%、三七・〇%となり、特に未修者コースは昨年と比べて二三・三ポイントの大幅な下落が見られた。

 出身大学院別の合格者数は、東大がトップで、中大、本学、早大、京大と続いた。

 なお、今年の合格者の平均年齢は二十九・〇歳で、最高は五十九歳。男女別では男性が千五百一人、女性が五百六十四人。

 旧司法試験も二〇一〇年までは新試験と並行して行われ、今年は十一月に二百人程度の合格者が発表される見込み。

copyright(C) keiocampus newspaper 2004-2006;