2008年08月10日号
通教生にインタビュー
夏期スクーリングに通う通教生たちは、通信教育でどのような魅力や苦労を普段感じているのだろうか。日吉キャンパスで、通教生たちの生の声を聞いてみた。
子育てに心理学活かしたい

子供が思春期のときに親子関係が悪くなってしまい、そのときに周りの人たちの言葉に支えられたことがありました。そこで、言葉の働きを心理学として学問的に学ぶことで、今度は子供が親になったときに支えていけるんじゃないかと思い、通信教育を始めました。
最近では、心理学以外にも英語学や国語学など違う分野にも手を伸ばし始めています。無駄なことはないと思うので、何事にも一生懸命取り組んで総合的に自分を高めていきたいです。
スクーリングでは、年齢も出身も違う人たちと会えるので、すごく励みになります。慶友会も仲間意識が強く、情報交換や不安を聞いてもらったりなど助け合いがあるのがいいですね。
今後の抱負としては、絶対に卒業することです。また、地域でも子育ての集まりがあり、より理論的に裏づけされた心理学の知識を活かして、多くの人にアドバイスしていきたいと思っています。
(千葉県在住女性、入学二年目、文学部)
通教生の向上心が刺激に
私は高校卒で実業団に入り、最近まで陸上の選手として働いていました。今まで肉体系でやってきましたが、三十歳を過ぎてもう一度頭を使いたいと思い、通信教育を始めました。
実に十数年ぶりの勉強ですがとても面白く、会社から帰ってきた後に毎日一時くらいまで勉強しています。しかし、通信教育は一人で勉強しなくてはならず、テスト範囲もよく分からないです。
スクーリングは若い人が多いと思っていたのですが、意外と高齢の方のほうが多く、その向上心には本当に驚きます。目標を持つことの大切さを感じさせられ、刺激を受けますね。仲間意識が強いのもいいですね。
八年くらいで卒業したいと考えています。また今、友人と一緒に会社を起ち上げようと計画しているので、経営の勉強を頑張っていきたいです。
(東京都八王子市在住男性、入学一年目、経済学部)
独立自尊の精神に共感

今、私は医師をしているのですが、高校までは法学部志望でした。医学部志望の友人の影響で進路を変えたんです。しかし最近になって、医療分野でも生命の問題や医療事故などが話題になり、もう一度法律について学んでみたいと思いました。
慶應の通信教育を選んだのは、福澤諭吉の独立自尊の精神に共感したからです。国家の助けを必要とせずに自立しようという理念は、偉大な精神だと思います。スクーリングの期間は、諭吉の銅像に“おはよう”と毎日あいさつしてキャンパスに来ています。
数年後には卒業して慶應の大学院に入り、博士課程まで修了したいと考えています。そして、法律で学んだ自由や平等、民主主義などについて研究を深めていきたいです。
(福岡県在住男性、入学三年目、法学部)
卒業後もつながり大切に
六月に会社を設立し、経営の勉強をするために通信教育に入りました。慶應にしたのは、小さい頃から福澤諭吉の「学問のすすめ」を読んでいて親しみがあったことと、説明会のときに教育システムが良いと感じたからです。ブランドもありますしね。
通信教育は自分のペースで勉強できるのが良いところです。海外転勤があったり家庭も持っていると、まとまって勉強もできないので。
また、スクーリングなどでつながりが持てる点も魅力です。様々な業種について生の声が聞けるので、仕事の幅を広げることにも役立っています。
さらに、以前、教授に学会を紹介してもらい、大きなビジネスチャンスになったことがありました。そうした点でも、卒業後も人とのつながりを大切にし、大学の活動を活用していきたいと考えています。
(東京都港区在住男性、入学三年目、経済学部)
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