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2008年08月10日号

神経科学シンポ開催

  世界有数の研究者が討論

 慶應義塾創立百五十年記念イベント「ニューロサイエンスシンポジウム」が七月十二日、三田キャンパスの北館ホールで開催された。当シンポジウムは、七月九日から十一日にかけて行われた日本神経科学学会の開催に合わせて行われたものである。共催は、本学グローバルCOEプログラム「論理の感性の先端的教育研究拠点形成」、同グローバルCOEプログラム「In vivoヒト代謝システム生物学拠点」、日本神経科学学会。今回は、学部の壁を越えた2つのグローバルCEOが共催するという全学的なシンポジウムとなった。

 スピーカーとして、海外からは、水分子チャネルの研究でノーベル賞を受賞したピーター・アグレ教授、脳画像の世界的権威であるリチャード・フラコウェイク教授、発がん遺伝子fosの発見者であるトム・クラン教授が参加。本学からは、幹細胞と神経再生の研究で活躍している岡野栄之医学部教授や、動物の認知機能分析を専門とする渡辺茂文学部教授が参加するなど、世界トップレベルの研究者が集った。

 初めに、認知科学者である安西塾長が、このシンポジウムに対する期待を述べた。その後、各スピーカーがそれぞれの専門分野について、データなどを示しながら講演した。最後に、総合司会を務めた渡辺教授が、二十一世紀は科学の統合の世紀であるとしながら、今回の全学的なシンポジウムの成果を確認した。全体として、参加者が積極的に討論し、充実した場になった。

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