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2008年08月10日号

塾風満帆

 東京は、夜の人口に比べ、昼の人口は圧倒的に多い。関東一円から、勤務する人が集まってくることを考えれば、自明の理である。実は、これは義塾においても言えるのだ。もちろん、昼と夜で違うという話ではなく、時期によってかなり学内人口に差があると言いたいのだ。
 
 もう、何の話かお分かりだろうか。まず四月。新入生はもちろんのこと、四月病とも言われ、みんな心機一転頑張ろうと思う。しかし、五月、六月になるにつれて、どんどん人は減っていく。そして試験直前の七月。どこにこんなに人がいたのか、とびっくりするぐらい学内人口が増える。感覚として、三倍化といったところだろうか。

 にわかに、キャンパスは喧騒に包まれる。情報戦が始まるのだ。実際、良質なノート、過去問の有無で、かなりの差が出る。特に、出席してない人にとっては。毎年、数値を変えただけで内容の変わらない試験を作る教授が悪いのか。これも処世術の一つとして、必要な能力とも言えるのか。ともかく、過去問さえあれば、塾生は頭の良いので、その卓越した集中力・暗記力を活用して、問題の解き方を覚えてしまう。そして、試験が終わった途端、全てを忘れてしまうのだ。

 そんな一時の熱気が去った夏のキャンパスは、新たな顔を見せる。夏期スクーリングが始まったのだ。様々な年代層が集い、知識を求めて実学のための勉強する通教生たち。その姿が輝いて見えるのは、私だけだろうか。

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