2008年08月10日号
JAFSA40周年 記念シンポ開催

大学国際化の未来語る
JAFSA(国際教育交流協議会)創立四十周年記念国際シンポジジウム&セミナーが八月一日から二日にかけて、三田キャンパスで行われた。これまで本学は、JAFSAの会員として活動。今回は、創立百五十年記念と合わせて、記念シンポジウムとセミナーが、本学協力の下で開催されることになった。JAFSAとは、日本の留学生国際交流ネットワーク団体として、一九六八年に設立された。現在、全国の大学や教育機関など、二百十団体以上によって構成。日本における国際教育交流の唯一かつ最大の団体である。
今回のテーマは、「新しい価値の創造と国際交流」。大学における国際化の現状と未来について、語り合った。
一日目のシンポジウムは北館で開催。坂本達哉本学常任理事とJAFSA会長の白井克彦早稲田大学総長の挨拶から始まった。白井総長は、挨拶の中で、国際協力が叫ばれているのに、大学の仕事としてまだとらえられていないことに言及。留学生三十万人計画もあるので、その対応が大学側に求められてくると述べた。
記念講演は、「国際戦略と人材育成」をテーマに、二部構成で行われた。一部は、テンプル大学ジャパンキャンパス学長のブルース・ストロナク氏が講演。ストロナク氏は、留学生の誘致によって、「競争と協力」が生まれると説明。また、そのことにより、自国への理解も深まると語った。
二部は、日産自動車株式会社IPプロモーション部部長の曽根公毅氏が担当。日産は、CEOがゴーン氏になってから、外国籍の役員が二三%になった。さまざまな背景を持ち、意見がぶつかり合うことで、大きな価値が創造されたと述べた。その上で、留学生との交流で、Win-Winの人材育成を行うため、学生や院生に留学生と交流できる制度を設けること、自国について説明できる教養を身につけること、多面的思考を身につけることを大学、大学生に求めていた。
その後、図書館旧館で行われたレセプション(懇親会)では、安西塾長も合流し、挨拶した。
二日目のセミナーは、三田キャンパスの南館会議室で開催された。午前と午後で二つのセッションに分け、計九つのタイトルで行われた。大学関係者や企業家が講師を務め、専門性の高い勉強会になった。
copyright(C) keiocampus newspaper 2004-2006;