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2007年04月10日号

スタンフォード大 グンブレヒト教授 講演

stanford200704.jpg教養教育テーマに講演
「大学から問題提起を」

 三月十三日、スタンフォード大学教授のハンス・ウルリッヒ・グンブレヒト氏を講師に迎え、日吉キャンパス来往舎一階シンポジウムスペースで講演会が行われた。グンブレヒト氏は、スタンフォード大学における人文科学・自然科学教育の発展の中心を担う一人で、一般教養教育の見識も豊か。講演は大学教養研究センター主催により行われ、「現代における教養教育とは何か」をテーマに、大学教育のあり方などを問う内容となった。
 講演の中でグンブレヒト氏は、大学とは解答を生み出すのではなく新しい問題を提起するものであると述べ、学生がお互いのインスピレーション(直感・閃き)を議論しあう場としての必要性を説いた。また、そうした議論の中で、既存の世界観に疑問を生じさせ自らの中で分析させる「リスクフル思考」の重要性を強調し、大学はリスクフルに思考できる人材を生み出せるようにすべきだと訴えた。さらに、学ぶ上で大切なことは人からインスピレーションを直接受けることとし、実際にその場で同じ時・同じ空間を共有してこそインスピレーションが生まれると述べ、最近はやりのオンライン教育については批判する見解を示した。
 講演後には質疑応答の時間がもたれ、和やかな雰囲気のなか閉会となった。

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