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2007年01月10日号

全日本学生室内テニス選手権 庭球部 松永浩気選手に聞く

人間性を鍛える努力が優勝につながったと語る松永選手学生最後の大会で初優勝

監督から学んだプロ意識
一歩ずつ積み重ね世界へ

 十二月に開催された全日本学生室内テニス選手権大会の男子シングルスで、本学庭球部の前主将、松永浩気選手(環四)が見事優勝し、学生最後の大会で自身初のタイトルを獲得した。将来はプロとして活躍することを目標に、練習に励む日々を送る。松永選手に話を聞き、初優勝を飾った際の心境や、今後の抱負について語ってもらった。

――今年の戦いを振り返っていかがですか。
 今年から就任した監督が、元プロのテニスプレーヤーで、世界での厳しい戦いも経験された方なのですが、この監督の指導のおかげで個人的にも、部全体としても大きく成長できたと感じています。技術的な面に加え、物事に取り組む姿勢といった人間性の部分について強く教えられ、人間的な成長こそがテニスの成長につながるということを学びました。練習でも一球一球妥協なく食らい付くなど、真剣にテニスに取り組む意識が部員に芽生えてきていると思います。

 また個人的には、決勝まで進んだ夏のインカレで、トレーナーにマッサージをしてもらうなど、監督に身体をケアする大切さを教えてもらったことで勝ち進むことができ、プロの視点から勝利するための意識を学べたことが大きかったです。

――初タイトルを獲得した時の心境は。
 こんなごく普通の自分が優勝していいのか、と夢みたいな気持ちでした。

――優勝できた要因は。
 毎日の規則正しい生活、トレーニングを妥協無くやる精神力といった人間性を鍛える努力を絶えずしていないと、競った場面で自分に自信をなくして負けてしまう、と監督に言われ、自分にもそう言い聞かせて取り組んできたことが優勝につながったと思います。

――松永君にとってテニスの醍醐味は。
 試合に勝つこと以上に、練習の中で一日一日成長していると感じるプロセスです。

――主将という役割の中で学んだことは。
 団体でやることの大切さです。部員の中でもテニスに対する熱意は皆それぞれ異なるので、その組織をどうまとめるか考えさせられると共に、六十人という大人数だからこそ、すごいパワーを発揮することができ、一人ではできないことも可能になると分かりました。また、例え嫌われようとも、相手の将来を思って厳しくしつこく叱る大切さも学びました。そういった活動の中で、部員やOBの方々に支えられて生きていることを強く感じました。

――今後の抱負を。
 世界一になりたい、という思いが心の奥にはあるのですが、まだまだ遠いので一歩一歩積み重ねて到達していきたいです。大学の経験の中で、成長するコツを学ぶことができたので、自分のように背も低く、才能溢れるわけではない選手でも、頑張り次第で世界に通用するということを証明していきたいと思います。

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